
ZAGINとは?
弊社SMSデータテックが開発したタレントSNS分析APIのこと。
AIと分析技術を用いて、タレントのSNSを分析した結果を特定のWebサイト上に掲載するシステムです。

ZAGINのSNS分析事例
タレメcasting NEXT

(参照:タレメcasting NEXT※Twitter解析部分は登録後見ることができます)
タレメcasting NEXTはGemmy株式会社が運営するタレントキャスティングのためのデータベースです。2018年からZAGINを導入し、タレントのSNS解析データが公開されています。
ZAGIN導入前はタレントの名前、誕生日など一般的な情報のみでしたが、このタレントのSNS解析データを表示することでキャスティング会社がタレントを選ぶ基準ができ、企画に適切な人材に仕事依頼をすることができます。
現在は2万5千人ものタレントのデータをZAGINを組み込むことによって、自動でSNSデータを分析した結果をWebサイト上に表示してくれるため、自らデータのアップ作業を行う必要がありません。
今後、同社が運営するデータベースnallowとcollegeにも実装予定です。(2019年8月現在)
SNS分析API「ZAGIN」の機能

SNSスコア
タレントがTwitterに投稿したツイートの内容や拡散の状態を点数化し、表示します。
「いいねされた割合」、「リツイートされた割合」、「リツイート者のフォロワー数」、「画像の使用率」、「フォロワーがアクティブな時間にツイートしているのか」、「ツイート内容の良し悪し」を分析し、それぞれを100点満点で点数をつけ評価します。
このスコアが高いタレントはSNSでの拡散力があるといえるでしょう。
また、「フォロワー数」「リツイートの割合」「リツイート者数」を分析し、ZAGIN独自のアルゴリズムによってインフルエンス力を点数で算出します。この時、フォロワー数は100点満点ではなく、人数そのものを点数として利用します。
Twitterデータの取得・商用利用する際には、NTTデータのサービス(※)を利用する必要があります。
※NTTデータのサービス:「Twitterデータ提供サービス(インテグレーション)」
ポジネガスコア
Twitter上でのタレントに対するツイートを自然言語解析で分析し、市場の評判がポジティブ寄りなのかネガティブ寄りなのかを100点満点で評価します。
例えば、「好き」という言葉はポジティブ、「嫌い」という言葉はネガティブなものとして判断します。
「タレント名」をキーワードとしてその関連するツイートを抽出し、そのツイートの中にある言葉を分析することで世間から好意的か否定的かの割合を表示します。
タレント10ワード
ポジネガスコアと同様に、タレントの関連ツイートを分析し、そのタレントに関わりが深い10個の言葉を抽出し、表示します。
その他のSNS分析事例

ご紹介した「ZAGIN」はあくまでタレント向けのSNS分析APIですが、同様のシステムを用いることでSNSに新たな価値を生み出し、マーケティングや営業に役立てることができます。
企業のSNSを分析
タレントではなく、企業のインフルエンス力やポジネガも分析することができます。自社だけではなく、他社の情報も同様に収集・分析できるため、競合している企業アカウントと自社アカウントの比較をすることもできます。自社の印象を知り、競合他社のキーワードやインフルエンス力を知ることで今後のマーケティングやセールス対策を打つことができます。
商品の口コミ
自社商品に関連するツイートを分析することで、その商品に対する世間の印象を集めることができます。商品に対するキーワードやポジネガによって、その商品のどんなところが成功し、失敗ているかがわかります。今後の商品企画や開発に役立てることができます。
炎上検知
自社に関連するツイートに紐づいたキーワードを知ることで、炎上検知にもなります。
もし、問題となるツイートをすぐに知ることができれば、大きな問題になる前に対処することができるでしょう。
他にも、様々な角度からSNSから知りたいことがある場合、ZAGINのようにAIと分析技術が融合したシステムを用いれば、SNSで発信されている「文字」を「データ」として利用することができるでしょう。