

こんにちは!スクレイピングマニアのスク・レイコです。
前回のブログでは、YZ公式ツイッターのフォロワーからロケーションをスクレイピングし、YZファンの居住地をデータ化しました。
Twitterデータを取得・商用利用する際には、NTTデータのサービス(※)を利用する必要があります。
※NTTデータのサービス:「Twitterデータ提供サービス(インテグレーション)」
地域別にフォロワー数を調査した結果、中国・四国地方にファンが少ないことが分かったのでこの地域の会場がねらい目ではないかと考えています!
ただ、会場の動員数によっても当たる確率は変わってくるかもしれませんね。
チケットを当てるためには他の要素も関係してきそうです。
今回は、Vo.1のスクレイピングで分かった地域別のファン数と各会場の動員数を考慮してチケットが当たりやすい会場をより詳細に分析していきましょう!
スクレイピングしたデータを分析!
全国のYZファンがどの地域にどれくらいファンがいるのかという数が分かっているので、YZファンの地域別の割合を出すことができますね。

まずはチケットを応募すると考えられるファンの総数にこの割合を当てはめてみましょう。
チケットを応募する大半がファンクラブ会員と考え「ファンクラブの会員+同行者1名」を全体の応募数とします。YZのファンクラブ会員数は30万人と言われているので、応募数は60万ですね。
60万人を上記の割合にあてた結果、地域別のチケット応募数はこのようになりました。

各会場の当選倍率を計算
地域別の応募数が分かったので、各会場の動員数に当てはめて当選倍率が計算できそうです。
こちらは、アリーナツアーの会場情報をまとめた表です。

これを見ると、地域によっては複数種類の会場がありますね。
ファンが各会場均等に応募すると仮定して、会場別の応募数を計算します。
例)60,000人(東北) ÷ 2(会場数)= 30,000人(応募数)

会場別の当選倍率がでました!!
最上位は神奈川にある”ぴあアリーナMM”で、当選倍率が4倍という高倍率でした。下位の方を見てみると、”三重県営サンアリーナ”は1倍を切る結果となっています。この会場以外は落選する人がいるという予想がつきますね。地域別のフォロワー数で下位だった中国・四国地方ですが、この表を見ると中国地方の広島グリーンアリーナは4位で2.1倍というなかなかの高倍率でした。
フォロワー数だけをみて応募しなくてよかったです…
私は旅行もかねて、三重県に応募してみようと思います!!
データ分析で憧れのアーティストに会える!
今回は、スクレイピングしたデータを分析し、各会場のチケット当選倍率を予想しました。データをそのまま読まずに、分析を加えることによって予想に根拠をもたせることができましたね。
こんな風に、日常のちょっとしたお悩みもスクレイピングで解決できそうです!
これからツアーが当たったら会場周辺のホテル情報調べなきゃいけないし、他のアーティストのライブ情報も知りたいなぁ…
またスクレイピングが役に立つかも!?
でも最近、スクレイピングって違法なのかも・・・っていう噂を聞くけどどうなのかなぁ?ちゃんと法律についてもチェックしてみよう!