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PigData > ブログ > IoBによるデータ活用は今後のトレンドに?流行の背景と活用例を解説

IoBによるデータ活用は今後のトレンドに?流行の背景と活用例を解説

2022.02.04
  • データ活用


IoTの標準化が進み、手間をかけずにビッグデータの収集ができるようになりました。そんな中、近年ではIoTの後進的な技術であるIoBが注目を浴びています。IoBは、変化の激しい市場やユーザのニーズに適切に対応できる手段として活用の幅が広がりつつあります。今回は、このIoBがどのような技術なのか、IoTとの関係性や注目されるビジネス背景について解説します。IoBを活用した事例も紹介しているので、最後までご覧ください。

目次

  1. IoBとは
  2. IoTとIoBの関係
  3. IoBが注目されるビジネス背景
  4. IoB活用時に注意したいこと
  5. IoBの事例
  6. まとめ

IoBとは

IoBとは「Internet of Bodies」または「Internet of Behavior」の2つの意味があり、人の行動や状態を追跡・記録する技術です。Internet of Bodiesは「身体のインターネット」と呼ばれ、インターネットが身体に接続されている状態を意味します。主にApple Watchやペースメーカーなどが該当します。ウェアラブルデバイスだけでなく、衣服にも同様の技術が取り入れられ、より身近な物のデバイス化が進んでいます。

一方で、Internet of Behaviorは「振る舞いのインターネット」と呼ばれ、顔認証や位置情報、購買情報、ビッグデータといった、個人に焦点を当てた情報を組み合わせることで、UX(ユーザエクスペリエンス)やユーザの嗜好など、データ分析や行動心理学に基づくアプローチ方法として確立しています。身近な例として、熱感知センサーによる体温測定、マスク着用の有無の判別が代表的です。

2つの意味を持つIoBですが、ここ最近注目されているのがInternet of Behaviorです。アメリカの調査会社ガードナーは「2021年の戦略的テクノロジートレンド」にて、2025年末までに世界人口の半数以上がIoBの対象になると予想しています。世界的に見てもIoBを用いたデータ分析・行動分析による市場・ユーザへのアプローチ方法は重視されているため、IoBを活用したマーケティングはより注目されるでしょう。

IoTとIoBの関係

IoBに類似する技術としてIoTがありますが、実はIoBはIoTの後進的な技術であり、IoTを活用することで効果的にIoBを扱えると言われています。

今ではIoTの活用範囲も多岐に渡り、ユーザ数・企業ともに増加しました。IoTデバイスは膨大なデータを収集・蓄積することから、データ分析を行うことでターゲット層の購買行動や好みの商品など、細部のデータが得られます。様々なデータを組み合わせて分析することで、ユーザの購買意欲や市場のニーズに最適なアプローチが実現でき、市場競争での優位性を確立できます。

IoBが注目されるビジネス背景

IoBが注目される背景には、決してガードナーによる発表のみが影響しているわけではありません。そこにはITを取り巻く環境や市場・ユーザの変化も関係しているのです。

製品の提供方法が変化

IoBが注目されるビジネス背景として、製品の提供が「多品種の少数生産」が主流となったことが挙がります。従来は「小品種の大量生産」による市場やユーザにとって均一的に価値ある製品を提供していました。そこにスマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスの導入、IoTやAI、ビッグデータなどのデジタル技術の発展によって、従来よりも密にターゲット層へのアプローチができるようになりました。

アジャイル開発の主流化

従来では、長期間での製品開発が行われていましたが、簡単に情報を入手できるようになった現在では、ユーザの購買行動の変化も著しいです。製品のライフサイクルの短縮化を招くだけでなく、製品提供の変化も影響したことでアジャイル開発が主流となりました。アジャイル開発が主流となることで、ユーザの行動や心理状態を細かく知った上で開発・改善に取り組む必要があります。IoBを活用することで、市場やユーザの状況をより正確に把握するとともに、購買行動や嗜好の変化などにも対応できます。

IoB活用時に注意したいこと

個々人の行動データを活用する際には、ユーザの個人情報に対する扱いに注意しましょう。IoBを活用する上で、利便性を追求しすぎるとユーザの個人情報を全て取り扱うことになってしまいます。利便性を確保することは重要ですが、プライバシーの保護も同時に考慮しなくては市場やユーザからは受け入れられません。万が一、情報漏洩などのインシデントが発生してしまうと、製品だけでなく企業そのものの評判も失墜します。どの程度の利便性を確保しつつ、プライバシーを保護するのか、厳密な線引が必要です。

IoBの事例

KDDI Location Data

KDDIは、通信キャリアだからこそできる高解像度の位置情報ビッグデータを活用した「過去・現在・未来」の統計人口データサービスを提供しています。次の6種類のサービスタイプがあり、外部データと連携することで、様々な用途に活用できます。実際にIoBを活用した事例を紹介します。


『過去の統計人口』

・過去に遡って調査可能な「移動滞在データ」

・出発地点から到着地点まで何人移動したかを示す「ODデータ」

・道路単位での人の人流を把握可能な「道路通行量データ」

・指定された区域での滞在データを日次で示す「指定区域来訪データ」

『現在の統計人口』

・1時間毎にその時点の人口を示す「準リアルタイムデータ」

『未来の統計人口』

・1時間後の人口を予測する「未来予測データ」


これらのサービスは、人口の推移から適切なマーケティングのアプローチを実現したり、人口の推移から業績予測など、幅広い活用方法があります。

まとめ

今回は、IoBの概要からIoTとの関係性、注目されるビジネス背景と事例について解説しました。ビジネス環境の変化によってIoBの活用が広まっていると言えるため、今後のIoBはマーケティング市場にとって欠かせない技術となるでしょう。データ活用をIoBの一つの手段として導入してみてはいかがでしょうか。

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