【徹底比較】イチオシのデータ収集ツール5選!
前回の記事でビッグデータの活用事例をご紹介しました。
ビッグデータには様々な種類がありますが、今すぐはじめられる情報収集はWeb上にあるビッグデータではないでしょうか。
Web上にあるデータを収集するには、プログラミングすることで特定のWebデータを自動で収集することができる「スクレイピング(クローリング)」が有効です。しかし、スクレイピング(クローリング)を自分で実装しようとすると、多くの知識が必要となり、1からはじめようと思うとけっこう大変です。
そこで今回は自分でプログラミングする必要がないおススメのWebデータ収集ツールの特徴や機能を徹底分析しました。
徹底比較!注目のWebデータ収集ツール5選
料金 | スケジュール機能 | ダウンロード形式 | 日本語対応 | 対応OS | |
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Scraper | 無料 | × | Googleスプレッドシート | × | Windows / Mac |
Keywalker | 初期費用50万~+月額10万~ | ○ | Json, xmlなど | ○ | Windows / Mac |
Octoparse | 無料~ | ○ | xml, csvなど | ○ | Windows |
TOWA | 無料~ | × | csvなど | ○ | Windows |
Import.Io | $299~ | ○ | csv, Json | × | Windows / Mac |
それぞれの特徴は?
Scraper

(引用:Scraper)
Google Chromeの拡張機能のひとつ。 Chromeを利用している人ならばだれでも使用可能。WEBページ上の規則性のあるデータをクリックすることで取得することができ、Googleスプレッドシートに保存することができる。Google AppsやGoogleカレンダーとの連携ができるところが魅力的。
Keywalker

(引用:Keywalker)
ブラウザの自動操作技術によりあらゆるサイトから情報を取得。収集データをユーザの指定方法でシステムへ直接連携ができる。HTMLだけでなく、PDFOffice文書、画像、動画、音声ファイルのダウンロードが可能。契約期間は6カ月から。
Octoparse

(引用:Octparse)
PCにインストールして使用するスクレイピングツール。有料オプションもあり、抽出タスクの登録数が増えるなど機能が追加される。Octoparseはポイントとクリックでデータの抽出範囲を指定できるので、視覚的に理解しやすく、直感的に使うことができる。
TOWA

(引用:PigData)
登録したWebサイトを24時間365日監視し、変化があったときに通知する監視専用スクレイピングツール。通知がきてもついそのあとやるべき業務を後回しにして忘れてしまいがちだが、Webサイトの変化をタスクカードとしてダッシュボード上に表示してくれるため業務忘れも防止。また、特定のキーワードが出てきた時のみ通知することも可能。
(引用:Import.Io) URLを入力すると自動でデータ箇所を判断し、収集。クラウドベースのサービスであるため、ソフトウェアのインストールやダウンロードが不要。スクレイピング(クローリング)するスケジュールのカスタムが可能。1時間ごと、1日ごと、1週間ごとなど一度設定すれば自動でデータ抽出をおこなってくれる。 Webデータ収集は難しくはありませんが、とても手間のかかる業務です。そんなとき無料のツールを使うことで、手軽に効率よくデータを取得することが可能となります。ツールの使い方がわからない、十分なデータが取得できなかった時には一度専門家に相談するのもおススメです。効率のよいビッグデータ収集が、有意義な時間をつくりだすことでしょう。
Import.Io
Webデータを効率よく収集するには