
皆様こんにちは。データアナリストのDeraと申します。
ここでは日本中で話題になっている事柄をSNS分析を使って紐解いていきます。
さて、先日の1月27日に「日本アカデミー賞」の優秀賞、新人俳優賞が発表されたのをご存じでしょうか?
当日のTwitterトレンドの1位に躍り出た程注目されていたので、見た方も多かったのではと思います。
そこで、今回お届けするテーマは「日本アカデミー賞をtweet分析してみた」です。
日本アカデミー賞の発表を知っている方もそうではない方もこの分析結果を見て、最新の映画トレンドをチェックしてみましょう!
こちら記事には、Twitterデータの取得に関する内容が含まれていますが、Twitterデータを商用利用する際には、NTTデータのサービス(※)を利用する必要があります。
※NTTデータのサービス:「Twitterデータ提供サービス(インテグレーション)」
「#日本アカデミー賞」のtweet分析スタート!
2021年1月27日時点で、Twitterのトレンド1位になっていた「#日本アカデミー賞」。
下記のように日本アカデミー賞に関連するトレンドキーワードも約20%を占めています。

そんな注目度の高かった「#日本アカデミー賞」のtweetで、下記の分析をすることにしました。
- 関連キーワードを可視化するワードクラウド分析
- 受賞作品、受賞俳優のバズ分析
tweet「#日本アカデミー賞」で関連性の高いキーワードは?
まず初めに、ワードクラウド分析で「#日本アカデミー賞」と関連性の高いキーワードを可視化してみました。

1月27日に行われた日本アカデミー賞は、優秀賞と新人俳優賞だったのですが、その結果がよく分かりますね。中でも俳優さんのお名前や「男優賞」というキーワードが大きく並んでいることから、今回受賞した新人俳優賞に注目が集まったといえるでしょう。
草なぎ剛さん、二宮和也さん、永瀬廉さんなど、アイドルグループのお名前も目立っていますね。
映画の名前としては「ミッドナイトスワン」が比較的大きく表示されていることから、特にtweet数が多いことが見受けられます。
日本アカデミー賞でバズった受賞作品は?
「#日本アカデミー賞」のtweetを品詞で切り分け、受賞作品と俳優のみを抽出しました。その頻出回数をランキング形式で発表します!
俳優ランキング
1位 永瀬廉 (21891回)
2位 草彅剛 (14992回)
3位 二宮和也 (12090回)
4位 岡田健史 (10483回)
5位 森七菜 (10467回)
6位 蒔田彩珠 (9793回)
7位 小栗旬 (4185回)
8位 広瀬すず (2047回)
9位 長澤まさみ (2008回)
10位 佐藤浩市 (1150回)
永瀬廉さんが堂々の1位でした!新人俳優賞を受賞した永瀬さん、ファンの方は続々とお祝いのtweetをしていたことも想像できますね。続いて2位が草彅剛さん、3位に二宮和也さんと関連のあるお三方がトップ3を総なめしました。
作品ランキング
1位 ミッドナイトスワン (35134回)
2位 浅田家 (3361回)
3位 罪の声 (1508回)
4位 鬼滅の刃 (138回)
5位 ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン (137回)
なんと、2位と10倍以上の差でミッドナイトスワンが1位という結果になりました。
優秀主演男優賞を受賞した草彅剛さんが主演の映画ですね。私は観たことがないのですが、この結果を見るととても気になります。
2位の浅田家、3位の罪の声も優秀主演男優賞を受賞した二宮和也さん、小栗旬さんが出演している映画でした。
さいごに
今回の日本アカデミー賞で発表された、優秀賞と新人俳優賞の受賞式は2021年3月19日に行われます。一か月先にはなりますが、またTwitterのトレンドにも出てきそうですね!私は受賞作品の詳細をチェックしていたら、映画の世界にどっぷりつかりたい気分になりました。たまには何もせず、映画漬けの一日もいいですよね。
また定期的にTwitterでトレンドをチェックしてみようと思います。