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データガバナンスとは?データガバナンスの方法やポイントをご紹介

データガバナンスとは?データガバナンスの方法やポイントをご紹介

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データガバナンスとは?データガバナンスの方法やポイントをご紹介
2023.09.04
  • データ活用
  • データ分析

様々なデータが活用される今の時代には「データガバナンス」と呼ばれる考えが広まってきました。ガバナンスとは「統治・管理」などを意味する言葉で、データガバナンスはデータの統治や管理を指します。
大まかなイメージは持てるかもしれませんが「データを統治する」といわれても困る人が多いでしょう。今回はデータガバナンスの基本から、実施方法、意識したいポイントなどを解説します。

目次

  1. データガバナンスとは?
  2. データガバナンスの必要性
  3. データガバナンスのメリット
  4. データガバナンスの方法
  5. 外部データにおけるデータガバナンスのポイント
  6. まとめ

データガバナンスとは

データガバナンスとは、組織内でのデータ品質、利用、管理、保護などを体系的に実施するための仕組みです。指針や規約を作成し、それらを実践したり監視したりすることを含みます。これにより、データの信頼性や整合性が高まり、データに関連するリスクを軽減することが可能です。
また、データガバナンスは、データのライフサイクルにおけるプロセスや責任を明確にできます。結果、データの利用や管理を適切におこなうための枠組みにもなるでしょう。今の時代、様々な場面で適切な統制が求められます。この一環として、データの統制=データガバナンスに取り組むことが求められると考えるべきです。

データガバナンスの必要性

データガバナンスの必要性を3つの観点から解説します。

セキュリティとプライバシーの保護

データの漏洩や不正アクセスは、企業の評価を大きく下げてしまいます。また、信頼性が失墜し、企業活動へ大きな影響を与えることになりかねません。これらの事態を未然に防ぐために、データガバナンスが必要とされます。
例えば、データを暗号化したりアクセス権を細かく設定したりすることで、不正アクセスを防止することが可能です。また、万が一漏洩してしまった際も、暗号化されていることで不正利用を防ぎやすくなります。
特に、個人情報の取り扱いは世の中で非常に重視されている部分です。全てのデータについてデータガバナンスを適用すべきですが、個人情報は特にガバナンスが必要だと考えましょう。

コンプライアンスの遵守

多くの業界で、データの取り扱いに関する法的な要件が厳しくなっています。これらの要件を満たすために、データガバナンスの導入が非常に重要です。

例えば、上記で説明した個人情報の取り扱いは、法的な規制によって重視されています。また、上場企業などでは会計の記録を改ざんできないように、データをシステムで保護することが求められている状況です。

法的な規制がある場合、適切に対応しなければ違法な状態に陥ってしまいます。健全な経営のためにも、コンプライアンスの遵守に役立つ、データガバナンスが必要です。

意思決定速度の向上

多くの企業において、意思決定速度を向上させることが求められつつあります。時代の変化が激しくなっているため、他社よりも早く決断し、事業の展開や撤退など迅速に動き出さなければなりません。意思決定にはデータによる裏付けが必須であり、そのためにデータガバナンスが求められます。

近年は部署ごとにシステムを導入するなど、社内データの「サイロ化」が進んでいます。そのため、素早くデータの分析ができず、意思決定速度に悪影響を与えているのです。しかし、データガバナンスが徹底されれば、サイロ化している今の時代でもデータに基づいた迅速な意思決定ができます。

データガバナンスのメリット

続いて、データガバナンスのメリットについても紹介します。

データ品質の向上

適切なデータガバナンスにより、データ品質の向上が期待できます。例えば、特定のフォーマットから逸脱したデータが入力されないようにするなどです。システムで処理する際に、問題を起こすような内容を拒否しておくことで、エラーを防ぐことが可能です。

また、データ品質が向上していれば、データを活用する価値が高まります。例えば、同じデータを誤って何度も登録できない仕組みを整えておくと、分析する際に重複しない正確な価値を見いだせるのです。データ品質の向上は、企業活動に大きく影響する要素です。これを確実に実現するため、データガバナンスが必要とされています。

効率的なデータ管理

データガバナンスが導入されることで効率的なデータ管理ができます。今の時代、企業には大量のデータが蓄積されるはずです。各担当者はこれらを責任を持って管理する必要があり、それを実現するための手段として、データガバナンスなどが求められます。
例えば、データガバナンスにより「データの保存期間」を定めておくと、ライフサイクルの最適化が可能です。無限に蓄積する必要のないデータは、一定のタイミングで削除することで、管理の対象を最小限に抑えられます。
データガバナンスにより、データが無秩序に蓄積され続ける状況を避けることが可能です。管理の負担が軽減され、また、データを格納するストレージや人件費などのコストも削減されます。

利益の追求

データ活用は現代のデータ社会において、企業の利益をあげていくのに必要といわれています。データガバナンスにより、コンプライアンスを徹底しながら社内でデータの使用許可や共有の機会を与えれば、全社員がデータを元に仕事ができ、その結果企業の利益につながることになります。
ただ、このメリットを享受するためには、社内の共通認識が必須です。どのデータがどのような意味合いを持つのかをデータガバナンスの過程で周知しなければ、思うような利益は生み出されません。

データガバナンスの方法

データガバナンスの方法には王道の流れがあります。具体的には以下の手順となるため、最初に理解しましょう。

1. 目的の明確化

データガバナンスは、データマネジメントの一環として実施されるものです。マネジメントであるため「どのような目的のためにマネジメントするのか」を明確にしなければなりません。目的が明瞭でないと、データガバナンスの方向性もぶれてしまう可能性があります。

なお、データガバナンスの目的には、明確な基準などが存在しません。「データ品質の向上」「効率的なデータ活用」など、自社に適した目的を設定しましょう。

2. 規約を作成

データガバナンスでは、必要なルールなどを明文化しておくことが重要です。参照するものがないと、全体の統制を取ることは不可能だと考えましょう。データガバナンスにおいても同様で、これに関する規約を作成しなければなりません。
データガバナンスの規約には、上記で定めた目的から対象となるデータ、監視の方法や粒度などを定めます。厳密に定めることが望ましいですが、運用できない内容を定めても意味がないため、バランスを意識しましょう。

3. 人材のアサイン

データガバナンスを徹底するために、必要な人材をアサインしなければなりません。主に、規約に定めたデータマネジメントが、正常に運用されているかどうかを評価します。
例えば、データの入力にあたって、規約に定めたルールが守られているか評価しなければなりません。また、重要なデータへアクセスするための権限を設けているならば、定期的な棚卸しが必要です。
対象となるデータが多かったり規約が複雑であったりすると、多くの人材が求められます。監視役がいなければ、データガバナンスの実現は不可能であるため、適切な人数をアサインしましょう。

4. データガバナンスの適用

監視役のアサインが完了すれば、ついにデータガバナンスが適用されます。関係者に規約を展開し、徹底してもらえるように周知しましょう。一般的には、全社でデータガバナンスを導入するため、すべての従業員に周知しておくべきです。
ただ、データガバナンスを開始しても、最初から成功するとは限りません。規約を理解できていなかったり、誤って入力したりする人がいるでしょう。監視役としてアサインされた人は、このような間違いをフォローしなければなりません。

5. データカタログ

データガバナンスが開始されたならば、データカタログの活用をおすすめします。組織内のデータを集約して管理するためのツールです。データの種類や属性などを文章化しておき、簡単に検索できるようにしておきます。

外部データにおけるデータガバナンスのポイント

データガバナンスといえば、内部データに適用するイメージが強いでしょう。ただ、これからの時代は外部データの活用も重要であるため、外部データについてのデータガバナンスも意識すべきです。

法律の遵守

外部データを収集するにあたって、法律を遵守することがポイントです。例えば、Webサイトの情報は基本的に著作権が認められています。そのため、著作権を無視して情報を収集し活用してしまうと、ガバナンスの観点で大きな問題になってしまいます。また、データを収集する際に大きな負担をかけてしまうことも、ガバナンスの観点で避けるべきです。
外部データのデータガバナンスでは「違法行為を避ける」ということが求められます。不正な方法でデータを収集・活用してしまうと、その事実が露呈した際に、バッシングなどの対象になってしまうでしょう。

【IT弁護士監修】スクレイピングは違法?法律に基づいて徹底解説

データ整形

外部データも効率よく活用するために、データ整形を意識すべきです。自分たちが活用しやすい形で収集しなければ、外部データの良さを発揮できません。
具体的にどのような整形ができるかは、導入している外部データの収集ツールやサービスなどに左右されます。データ分析ツールや活用ツールなどを導入しているならば、それらが取り込みやすい形式に整形できると良いでしょう。

データソース

どこから情報を得たのか「データソース」を明確にすることが大切です。ビジネスの現場では「その情報をどこから収集したのか」を意識しなければなりません。データソースを明確にできないと、信憑性が下がることも考えられます。
また、データソースが法律を遵守しているかどうかも重要です。法律の遵守は上記で触れた通りであり、データガバナンスにおいては相互に影響していると考えましょう。

まとめ

これからの時代、データガバナンスが非常に重要視されます。データの取り扱いに注意しながら、内部データ・外部データ共に管理することを心がけましょう。ただ、外部データのガバナンスは難しく、著作権法など関連する法律にも留意しなければなりません。データを収集する時点で、違法行為にならないように気をつけ、なおかつ適切な形式で管理することが求められます。言い換えるとデータガバナンスに適した形で収集すれば、容易に管理することが可能です。

弊社の「PigData」はWeb上の外部データを法律に遵守したかたちで収集するスクレイピングを代行し、さらにデータの整形までサポートします。データガバナンスに沿ったデータ収集を希望される際は、ぜひご相談ください。

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