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Microsoft Bingとは?主要なAIであるChatGPTとの違いや使い方を解説

PigData > ブログ > Microsoft Bingとは?主要なAIであるChatGPTとの違いや使い方を解説
2023.06.16
  • AI

Microsoftは、独自のAIを採用した検索エンジンをBingに導入しました。大規模言語モデルを活用した技術が注目される現在において、特に注目されているサービスです。今回はBing AIがどのようなサービスであるのか解説し、同様に注目されているAIのChatGPTとの違いについても解説します。

目次

  1. Microsoft Bing AIとは?
  2. Microsoft Bing AIとChatGPTの違い
  3. Bing AIでできること
  4. BingAIの使い方
  5. BingAIのデメリット
  6. まとめ

Microsoft Bing AIとは?

Bing AIとは、Microsoft社が提供する、新しいAIです。検索エンジンであるBingと組み合わせて回答できる仕組みとなっていて、最新の情報を回答に反映できます。

ChatGPTとは

ChatGPTはOpenAIが開発した対話型AIです。質問に回答してもらうことはもちろん、作業を依頼すると、そのとおりに対応してもらえます。一般的な検索とは異なり、AIが最善と判断した結果や作業を提供してくれることが特徴です。

ChatGPTとは?始め方からメリットまで詳しく解説

Microsoft Bing AIとChatGPTの違い

Bing AIと人気のAIであるChatGPTには、いくつもの違いがあります。代表的な違いを挙げると 、以下のとおりです。

言語モデル

採用されている言語モデルに違いがあります。言語モデルとは、文章を理解したり生成したりする際に活用される技術です。どのような言語モデルが利用されているかで、同じ質問をしても、得られる回答に違いが生まれます。

まず、Bing AIにはGPT-4をベースとした独自の言語モデルが利用されています。Microsoftの検索エンジンであるBingと組み合わせたモデルで、他社では採用されていません。Bing AIだけの技術だと考えましょう。

それに対して、ChatGPTにも、GPT-3.5やGPT-4を独自にカスタマイズした言語モデルが採用されています。ベースとなる言語モデルは同じですが、カスタマイズの違いから回答結果に大きな違いを生み出しています。

インターネット接続

インターネットに接続して、情報を収集できるかに違いがあります。Bing AIはインターネットに接続し、検索で得られた結果を回答に反映することが可能です。対して、ChatGPTはインターネットに接続できません。

Bing AIは、インターネットに接続できるため、最新の情報を踏まえて回答できます。つまり、最新の話題についても対応でき、幅広い回答を生成できるのです。

しかし、ChatGPTはインターネットに接続できず、このような回答は期待できません。ChatGPTは、非常に注目されているAIではありますが、仕様的に実現できないことがあるのです。

学習対象の期間

Bing AIの学習期間は公開されていませんが、GPT-4を利用していることを鑑みると2021年までのデータが中心です。ただ、検索エンジンとの組み合わせに対応しているため、最新の情報を検索して、回答に反映させる事が可能です。

しかし、ChatGPTはGPT-4やGPT-3.5のみで回答を生成しています。これらは2021年までの情報でのみ学習しているため、最新の情報には回答できません。学習対象の期間が異なるため、回答できる内容に違いを生み出します。

Bing AIでできること

Bing AIで、できることを紹介します。

質問への回答

基本的な使い方としては、質問に回答してもらうことです。Bing AIは、検索エンジン的な機能を有しているため、質問を投げかけることで、検索結果をまとめてもらえます。

例えば、「ブログを書くためにはどうすれば良いですか」と質問すると、それに対する答えを生成してくれます。Bing AIだけが考えるのではなく、検索結果を踏まえて回答してくれるのです。実際、画面には「ブログの書き方について検索中」のように、内部的に検索しているキーワードが表示されます。

クリエイティブなコンテンツ作成

文章であれば、クリエイティブなコンテンツを作成してくれます。例えば、小説や詩、読書感想文などの生成が可能です。検索結果をまとめるだけではなく、Bing AIが考えた内容をアウトプットとして提供してもらえます。

具体的には「宇宙をテーマにした小説を書いてください」などと依頼すると、テーマに沿った文章を書いてくれます。また、見出し等を詳しく指定をすることで、クリエイティブなコンテンツ生成が可能です。

ただ、若干ですが、生成される文章は短い傾向にあります。長文を期待するならば、他のAIも使ってみたほうが良いでしょう。

翻訳

文章と言語を指定するだけで、内容を翻訳してもらえます。日本語から英語、英語から日本語はもちろん、その他の言語についても対応可能です。

翻訳の精度は高く、意味が分からない日本語にはなりません。以前の機械翻訳は「何が書かれているのかわからない」というケースも多くありましたが、そのような状況は改善されています。

ただ、英語圏から始まったサービスであるため、日本語については、まだ劣っている部分が見受けられます。これからのバージョンアップで、問題は解決されるでしょう。

要約

文章を提供することで、その内容を要約できます。長文を読み解くには時間がかかりますが、要約してもらうことで、時間の短縮が可能です。

ただ、要約してもらうことはできますが、その内容はファクトチェックが求められます。Bing AIは文章中の重要なキーワードを見つけ出すことが難しく、それを無視してしまうことがあるのです。結果、大きく意味の異なった要約になってしまうことがあり得ます。

プログラミング

簡単なプログラミングであれば、Bing AIに依頼してソースコードの生成が可能です。アルゴリズムとプログラミング言語を指定すれば、適したソースコードが提示されます。

例えば、「PHPでデータベースに接続するためのソースコード」と依頼すれば、PHPで書かれたソースコードを生成可能です。どのように記述すればよいか示されるため、それを参考にすれば良いでしょう。

依頼内容を細かくすれば、それだけ細いソースコードを生成してもらえます。ただ、指示を細くしすぎると正しく生成してもらえないことがあるため、バランスを意識することも重要です。

BingAIの使い方

Bing AIの使い方は難しいものではありません。続いては使い方を具体的に解説します。

Bingのアカウント作成

Bing AIを利用するためには、Bingのアカウントを作成しなければなりません。既に作成している場合は、そのまま利用できますが、保有していない場合は作成しましょう。Bingのページにアクセスすることで、簡単に新規作成できます。アカウントの作成にあたっては、ブラウザの制限はありません。

「チャットを開始」をクリックすることで、ログイン画面が表示されます。なお、すでにログイン済の場合は以下の使い方をご確認ください。また、アカウントを保有していない場合には、アカウントの新規作成画面へと遷移できます。

なお、以前は登録してから利用開始までに待機期間がありました。しかし、現在は「waitlist」制度は廃止されています。アカウントの登録さえ完了すれば、すぐに利用できる状況です。

パソコンからの利用

パソコンから利用する際は、パソコン版のMicrosoft Edgeをインストールする必要があります。この状態でMicrosoft Bingにアクセスしましょう。検索結果に「チャット」が表示されているため、こちらをクリックします。

今回は使い方の例として紹介されている質問を採用してみました。

このように、テキストだけではなく、表や箇条書きなど、装飾がある形式でも回答を依頼できます。

スマホからの利用

スマホから利用する場合は、スマホ用のMicrosoft Edgeをインストールしましょう。他のアプリからはBing AIを利用できません。

利用の流れはパソコン版と同様であり、検索結果から「チャット」をクリックすることでBing AIを起動できます。パソコン版のBing AIがスマホ向けに最適化されたと考えましょう。

BingAIのデメリット

Bing AIはメリットが多いように思われがちですが、デメリットもあります。こちらも理解しておきましょう。

回答は検索結果に依存しがち

Bing AIの回答内容は、Bingの検索結果に依存しがちです。検索エンジン画面で検索した場合に、上位に表示される内容を踏まえて回答が生成されます。そのため、検索結果の上位に誤った内容が含まれると、Bing AIの回答内容も誤りを含んでしまうのです。

近年は、ファクトチェックに力を入れていない記事が見受けられます。そのような記事が上位に表示されていると、誤った内容を含む回答になってしまう点がデメリットです。ただ、これはメリットの裏返しでもあるため、最終的には人間が使いこなさなければなりません。

細かい回答は対応してくれない

一度に細かい回答を示すことを苦手とするAIです。基本的には、短い文章や少ない段落で該当する仕様だと思われ、長文で返答してくれるケースは限られています。

Bing AIは提示される選択肢を利用して、内容を深堀しながら理解を深めるAIです。そのため、どうしても情報を少しずつ提示する仕様になってしまうのでしょう。多くのことを同時に尋ねるのではなく、短い質問を繰り返して尋ね、最後には人間がマージしなければなりません。

創造力が弱い

最近、活用されているAIの中では、創造力が弱い点がデメリットです。上記で、クリエイティブな利用ができると述べましたが、専門的なAIには劣ってしまいます。

例えば、プログラミングを依頼しても、検索結果に基づいたソースコードを生成することが多いのです。創造力が弱いため、Bing AIで考えてソースコードを生成することが難しくなっています。内容によっては、著作権などに抵触してしまうため、やや使いにくくなっています。

まとめ

Microsoftが公開するBing AIについて解説しました。検索エンジンのBingに組み込まれたサービスで、検索結果をもとに回答を生成できます。検索結果を活用できるという点で、ChatGPTとは異なったサービスです。

また、BIng AIは創造力に欠けるAIチャットであることから、プログラミングの生成には限界があります。例えば、情報収集の手段である「スクレイピング」に利用するソースコードは、Bing AIで生成することが難しいでしょう。法律にも抵触するため、安易にAIが生成したソースコードを利用できません。

そのため、もしAIでスクレイピングなどの情報収集をしたいと考えていたならば、それは避けて専門のサービスを利用することをおすすめします。「PigData」は安全にスクレイピングや情報収集を実現可能できるサービスです。スクレイピングでの情報収集やWebデータ活用をご検討の場合はご相談ください。

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