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政府・自治体が公開しているBIダッシュボード5選!Tableau・Power BIの実例で学ぶ

PigData > ブログ > 政府・自治体が公開しているBIダッシュボード5選!Tableau・Power BIの実例で学ぶ
2026.01.22
  • データ可視化

BIツールの導入を検討しているものの、「どんなダッシュボードを作ればいいかイメージが湧かない」という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。ベンダーの事例紹介を見ても、スクリーンショット1枚と抽象的な成果しか載っておらず、参考にならないことがほとんどです。

この記事では、実際に触れる本番環境のダッシュボードとして、政府・自治体が一般公開しているTableau・Power BIの事例を5つ紹介します。すべて無料でアクセスでき、操作も可能なので、導入検討や社内提案の参考資料として活用できます。

目次

  1. この記事の対象読者
  2. 政府・自治体のダッシュボードを参考にすべき理由
  3. Power BIで公開されているダッシュボード
  4. Tableauで公開されているダッシュボード
  5. 目的別おすすめダッシュボード
  6. まとめ

この記事の対象読者

この記事は以下のような方に向けて書いています。

  • 社内でBIツール導入を検討しているが、完成イメージが湧かない方
  • 上司や経営層への提案資料に公的機関の活用事例を入れたい方
  • Tableau・Power BIを触り始めたが、プロのアウトプットを見て学びたい方
  • 自治体職員でオープンデータの可視化を任されたが、何から始めればいいかわからない方

すでにBIツールを使いこなしている方には物足りない内容です。初心者〜中級者向けの実例集としてご活用ください。

※「自社のデータだと、どんなKPI・画面構成にすべきか」まで整理したい場合は、PigDataがTableauの診断〜構築まで伴走します。まずは現状だけでも共有ください。

👉「まずは現状を相談してみる」

政府・自治体のダッシュボードを参考にすべき理由

「BIツール 事例」で検索しても、ベンダーの宣伝記事ばかりで実用的な情報が出てこないという経験はないでしょうか。

よくある事例紹介の問題点は以下の通りです。

  • スクリーンショット1枚だけで「詳細はお問い合わせください」
  • 「導入後、意思決定スピードが50%向上」など抽象的な成果のみ
  • 海外事例ばかりで日本語のダッシュボードが見つからない

政府・自治体のダッシュボードなら、これらの問題をすべて解決できます。

メリット 具体的にうれしい点
無料でアクセス可能 会員登録や問い合わせ不要
実際に操作できる フィルター操作やドリルダウンを体験可能
本番運用されている 実務で使われているリアルな設計
日本語・日本のデータ そのまま社内提案の参考にできる

Power BIで公開されているダッシュボード

デジタル庁「政策ダッシュボード」

URL:https://www.digital.go.jp/resources/govdashboard

デジタル庁が公開している政策データの可視化ダッシュボードです。

確認できるデータ

  • マイナンバーカードの交付状況(申請件数・交付枚数・利用登録数)
  • 自治体DXの進捗状況
  • GビズIDの利用状況
  • 行政手続のオンライン化率

参考になるポイント

  • 大きな数字でKPIを表示し、詳細へドリルダウンする構成
  • 色使いとレイアウトの統一感
  • 埋め込み版と全画面版の両方を用意している点

触ってみた所感:公的機関の公開物としても完成度が高いです。Power BIでここまで作り込めるのかと驚きます。デジタル庁は「ダッシュボードデザインの実践ガイドブック」とPower BIテンプレートも無料公開しているため、そちらも併せて確認することをおすすめします。

東京都「都財政の見える化ボード」

URL:https://www.zaimu.metro.tokyo.lg.jp/zaisei/dashboard.html

東京都財務局が公開している財政データのダッシュボードです。

確認できるデータ

  • 東京都の予算(約8兆円規模)
  • 決算情報
  • 財務諸表(貸借対照表・行政コスト計算書)
  • 補助金検索(TOKYO補助金サーチ)

参考になるポイント

  • 複雑な財務データをわかりやすく見せる構成
  • フィルター機能の実装方法
  • 年度比較の見せ方

触ってみた所感:「予算」という堅いテーマをここまで見やすくできるのは参考になります。ただし、初見だと情報量が多く迷子になりやすいです。ナビゲーション設計には改善の余地がありますが、自治体系ダッシュボードの中ではトップクラスの完成度です。

Tableauで公開されているダッシュボード

日本政府観光局(JNTO)「日本の観光統計データ」

URL:https://statistics.jnto.go.jp/

日本政府観光局がTableau Publicで公開している観光統計ダッシュボードです。

確認できるデータ

  • 訪日外国人数の推移
  • 国籍別・都道府県別の訪問率
  • 旅行消費額
  • 滞在エリアのヒートマップ
  • 旅行ルートの可視化

参考になるポイント

  • 地図を使ったデータ可視化の手法
  • 時系列データの見せ方
  • ダウンロード機能の実装

触ってみた所感:Tableauの強みである「地図×データ」が活きた事例です。インバウンド関連のデータが網羅的で、観光業界の方には実用的な情報源としても使えます。Tableauを学ぶなら、まずこのダッシュボードを触ることをおすすめします。

兵庫県「県勢ダッシュボード」

URL:https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk26/dashboard.html

兵庫県がTableau Publicで公開しているオープンデータのダッシュボードです。

確認できるデータ

  • 交通事故発生状況
  • 将来人口推計
  • 健康データ(兵庫健康Dataダッシュボード)

参考になるポイント

  • 自治体レベルでのTableau活用の現実解
  • 複数ダッシュボードの運用方法
  • オープンデータとの連携

触ってみた所感:派手さはありませんが、堅実に作られています。特に「交通事故発生状況」は、地図上にプロットする形式で直感的にわかりやすいです。自治体職員が「まず最初に参考にする事例」として最適です。

神戸市(Tableau Public)

URL:https://www.city.kobe.lg.jp/a47946/data.html

神戸市がTableau Publicで公開しているオープンデータダッシュボードです。

確認できるデータ

  • 新型コロナウイルス関連情報
  • 人口統計
  • 各種オープンデータ

参考になるポイント

  • Tableau Publicを使った無料公開の方法
  • 市民向け情報発信としてのダッシュボード活用

触ってみた所感:神戸市は「総務大臣賞」を受賞するなど、自治体DXの先進事例として評価されています。ただし、ダッシュボード単体で見ると、他と比べて特別優れているわけではありません。「庁内でのデータ活用文化の醸成」という文脈で参考になる事例です。

目的別おすすめダッシュボード

どのダッシュボードを見ればいいか迷った場合は、以下を参考にしてください。

Power BIを導入予定の場合

デジタル庁と東京都を優先して確認してください。

デジタル庁はデザインガイドラインとテンプレートも公開しているため、そのまま社内提案に使えます。東京都は財務データという複雑なテーマを扱っており、情報量の多いダッシュボード設計の参考になります。

Tableauを導入予定の場合

JNTOのダッシュボードを最初に触ってください。

Tableauの「触って探索する」という特性が活きた良い事例です。地図表示やフィルター操作など、Tableauならではの機能を体感できます。

自治体職員の場合

兵庫県と神戸市を参考にしてください。

同じ自治体という立場で、予算や人員の制約がある中で何ができるかの現実的なラインが見えます。

まとめ

BIツールの導入や社内提案において、「具体的なイメージがない」という課題は致命的です。ベンダーの抽象的な事例紹介では解決できません。

この記事で紹介した5つのダッシュボードは、すべて以下の条件を満たしています。

  • 無料でアクセス可能(会員登録不要)
  • 実際に操作できる(フィルター・ドリルダウン可能)
  • 本番運用されている(実務で使われている設計)
  • 日本語・日本のデータ(そのまま社内で共有可能)
公開元 ツール URL
デジタル庁 Power BI https://www.digital.go.jp/resources/govdashboard
東京都財務局 Power BI https://www.zaimu.metro.tokyo.lg.jp/zaisei/dashboard.html
日本政府観光局(JNTO) Tableau https://statistics.jnto.go.jp/
兵庫県 Tableau https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk26/dashboard.html
神戸市 Tableau Tableau Public上で公開

まずは本記事のダッシュボードを1つ選び、KPIの置き方/フィルター導線/画面遷移の3点だけメモしながら触ってみてください。

そのうえで「自社だと何をKPIにするべきか」「運用まで回る設計に落とせるか」が課題になったら、Tableauの診断〜PoC〜本格導入まで伴走するご支援もできます。現状整理だけでもお気軽にご相談ください。

👉「Tableau活用の無料相談をする」

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