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サーバー監視とは?ネットワーク監視との違いや必要となる理由

サーバー監視とは?ネットワーク監視との違いや必要となる理由を解説

PigData > ブログ > サーバー監視とは?ネットワーク監視との違いや必要となる理由を解説
サーバー監視とは?ネットワーク監視との違いや必要となる理由
2024.04.04
  • 業務効率化
  • 監視

システムの運用や保守を任されている立場ならば、サーバー監視について理解することが重要です。その名の通り、システムを動かすためのサーバーを監視する行為を指します。

重要な活動ではありますが、専門的な知識が必要となることから、理解できていない人もいるでしょう。また、似たキーワードである「ネットワーク監視」との違いがわからない人もいるはずです。今回は、サーバー監視についてネットワーク監視との違いも含めて解説します。

目次

  1. サーバー監視とネットワーク監視の違い
  2. サーバー監視とは
  3. ネットワーク監視とは
  4. サーバー監視とネットワーク監視を両方行うメリット
  5. サーバー監視やネットワーク監視だけでは補えないWeb改ざんの危険性
  6. まとめ

サーバー監視とネットワーク監視の違い

最初に、サーバー監視とネットワーク監視の違いについて具体的に解説します。

監視対象

サーバー監視は、アプリケーションサーバーやデータベースサーバーなど「サーバー」を監視する手法です。対して、ネットワーク監視はサーバーとサーバーや、サーバーとパソコンなどを接続する「ネットワーク」を監視します。どちらもインフラストラクチャーと呼ばれるものですが、細かく分けると対象が異なるのです。サーバーもネットワークも詳細化できるため、どのような監視対象があるかは後ほど細かく解説します。

実施方法

監視対象がサーバーとネットワークで異なるため、監視方法にも違いがあります。例えば、サーバーやネットワークを監視できるツールがありますが、ツールによって監視の対象はもちろん機能が異なるため、適切なものを導入しなければ、目的とする監視はできません。

また、監視ツールをどのように導入するかの違いが生じることがあります。例えば、ネットワークは社内ネットワークから監視して、サーバーは外部のインターネットから監視するなどです。実施方法は一概にいえないものの、違いはあると理解しておきましょう。

実施の目的

サーバー監視の目的は、サーバーに配置されているアプリケーションやデータベースが正常に稼働しているかを評価することです。これらが停止してしまうと、利用者に大きな影響を与えてしまいます。安定したサービスなどを提供することを目的として実施するのです。

対して、ネットワーク監視の目的はサーバーなどへのアクセスが円滑に実施できるかを評価することです。サーバーが起動していても、ネットワークが不通では接続できません。安定した接続を提供するために、ネットワーク監視が必要です。

サーバー監視とは

最初に、サーバー監視とはどのような取り組みであるか解説していきます。

サーバー監視の概要

サーバー監視とは、システムを監視する活動の中でも、サーバーを対象として実施するものです。基本的には、サーバーの稼働状況をモニタリングして、問題が起きていないかを評価します。また、何かしらの問題が検知された場合は、担当者にメールするなどして通知する部分も含むと考えましょう。なお、サーバーと大きなくくりでまとめられているものの、細分化すると以下を監視しています。

  • サーバーのハードウェア
  • サーバーOS
  • ミドルウェア
  • アプリケーション

いくつもの要素がありますが、サーバー監視ではこれら全体を監視します。単純にサーバーの状況を監視するだけではなく、インストールされているものも合わせて監視すると考えてください。

正常監視・異常監視

サーバー監視においては「正常監視」と「異常監視」の両方を理解しなければなりません。

まず、正常監視とは上記で挙げた監視対象が、正常に動作しているかどうかを評価するものです。基本的に、監視対象となるものは常に動作していなければなりません。そのため、動作している状態を正常として、それ以外の状態に陥った場合は通知するような仕組みを構築するのです。一般的にサーバー監視といえば、正常監視が多いと考えて良いでしょう。

対して、異常監視とは上記で挙げた監視対象が、異常な状態になったことを検知するものです。事前に「異常」という状態について定義しておき、それに陥った場合のみ通知するようにします。正常監視とは異なり「正常以外の全て」を通知するものではありません。例えるならば「赤信号」のようなもので「黄信号」「青信号」では通知しないのです。

正常監視と異常監視はどちらが必要であると言い切れるようなものではありません。システムにどのような要件が求められるかなどを踏まえて、どちらの関心を採用するか検討します。

サーバー監視の必要性

サーバー監視が必要となる理由は、監視対象のすべてが正常に稼働していないと、システムの提供に影響が出るからです。何かしらに問題が発生するとシステムが停止してしまい、利用者に影響が出てしまいます。問題が発生していないかを一元的に監視するために、サーバー監視が必要なのです。

もし、サーバー監視を導入しなければ、異常をサーバー内で検知して通知する仕組みをつくる必要があります。しかし、例えばサーバー自体が停止してしまうと、それもできません。そのため、外部から監視して、問題を速やかに検知するようにするのです。

監視項目

サーバー監視では、以下のような項目を中心に監視を設定します。

  • 起動状態
  • 起動時間
  • リソース(CPU・メモリ)の状況
  • イベントログ
  • Syslog監視
  • サービス・プロセスの起動状況

どのようなサーバーを監視するかによって、詳細な監視項目は少し変化します。ここで挙げたものは一例であり、サーバーやシステムの特性を踏まえて監視項目を調節する必要があるのです。

ネットワーク監視とは

続いて、ネットワーク監視とはどのような取り組みであるか解説していきます。

ネットワーク監視の概要

ネットワーク監視とは、システムやパソコンを接続するネットワーク全体を対象として実施するものです。ネットワークの通信状況を確認し、接続状況に問題がないかなどを評価します。接続できない状況はもちろん、通信速度の悪化なども検知できなければなりません。ネットワークには多くの機器が存在し、細分化すると以下を監視しています。

  • ロードバランサー
  • スイッチ
  • アクセスポイント
  • ハブ
  • LANケーブル

ネットワークはどのような要素から構成されているかイメージできていない人もいるでしょう。今回解説したような要素を中心に、ネットワーク監視しなければなりません。

監視の種類

ネットワーク監視には種類があり「死活監視」「状態監視」「経路監視」に分類できます。
まず、死活監視は、ネットワーク上の機器が正常に動作しているか監視することです。例えば、サーバーへと接続するネットワークが動作しているかや、ロードバランサーが起動しているかどうかなどを確認します。実際に接続して、レスポンスがあるかどうかで判断することが一般的です。
続いて、状態監視は、ネットワークに接続されている機器のリソースなどを確認することです。例えば、サーバーのCPUやメモリなどを監視して、不自然な挙動が無いかなどを評価します。リソースは性能にも影響するため「パフォーマンス監視」や「性能監視」などと表現されることもあるものです。
最後に、経路監視は、ネットワークを通過するトラフィックの内容やその量を監視するものです。専用のツールやコマンドなどが存在するため、それらを活用して状況を把握しなければなりません。

ネットワーク監視の必要性

ネットワーク監視が必要となる理由は、通信が安定していないと、システムを利用できないからです。サーバー監視でシステムの稼働状況は把握できますが、ユーザーが利用できなければ意味はありません。ネットワークにトラブルが発生した場合も想定して、監視が必要となるのです。

ロードバランサーなど、一部の機器については問題を検知する機能があります。ただ、そもそもネットワークが不通になると、検知した結果の通知ができません。監視を利用して、ネットワークが不通になった場合でも対処できるようにします。

監視項目

ネットワークの監視項目は、どの種類の監視を実施するかによって変化します。例えば以下のとおりです。

【死活監視】

  • Pingのレスポンス
  • サーバーへのアクセス状況(サーバー監視と兼用)

【状態監視】

  • CPU使用率
  • メモリ使用率
  • ディスク使用率
  • 温度の変化
  • バッファ使用数

【経路監視】

  • ラウンドトリップ
  • パケットロス
  • トラフィック量

いくつもの機器が存在するため、それらに適した監視項目を選定することが求められます。

サーバー監視とネットワーク監視を両方行うメリット

サーバー監視とネットワーク監視は、どちらも同時に実施すべきです。続いては、両方を同時に行うメリットを解説します。

システム運用の安定化

サーバー監視とネットワーク監視を組み合わせることで、安定したシステム運用を実現しやすくなります。複数の観点から監視することによって、問題にいち早く気づけるようになるのです。その結果、利用者に与える影響を最小限に抑えられます。どちらか片方しか実施しない時よりも、多くの問題を速やかに検知でき、安定性が増すからです。
例えば、サーバー監視だけでは、ネットワーク通信が遅くなっていることを発見できません。そのため、利用者の利便性を下げるなど問題を引き起こす可能性があります。しかし、複数の観点から監視していれば、どちらに問題が起きても素早く発見し対処が可能です。

なお、利用者としては、サーバーに問題が生じてもネットワークに問題が生じても、利用できない状況には違いありません。そのため、常に利用できる状況を保てるかどうかが非常に重要です。複数の監視を組み合わせることで素早く対処できるようになり、安定化だけではなく顧客満足度の向上にもつなげられます。

迅速なトラブルの原因特定

監視の対象を広げ、多くのデータを収集すれば、それだけ問題点に気づきやすくなります。普段とは異なったデータを見つけ出すことで、トラブルの原因を特定するのです。
例えば、Webアプリケーションのレスポンスが悪くなった場合「通信速度の低下」「Webサーバーのリソースひっ迫」「データベースサーバーの異常発生」などいくつもの原因が考えられます。このような状況において、サーバー監視とネットワーク監視で多角的に情報を集めていれば、状況をいち早く把握できるのです。ネットワークに問題がある場合も、サーバーに問題がある場合も、原因の特定に役立てられます。

セキュリティの強化

サーバーとネットワークを監視することで、セキュリティの強化に繋げられます。異常な処理や通信を検知することで、情報漏洩などの被害を防げるのです。
例えば、サーバー監視によってマルウェアの不正な実行を検知できる可能性があります。リソースの消費状況を監視することで、普段と違う状況が発生した際にスムーズな調査ができるのです。また、ネットワーク監視によって、大量のトラフィックが検知されれば、原因の究明に取り掛かれるでしょう。

注意点として、サーバー監視やネットワーク監視はセキュリティ上の問題を検知する仕組みにすぎません。もし、セキュリティ上の問題を自動的に解決したいならば、加えて専用のソフトウェアなどを導入する必要があります。

サーバー監視やネットワーク監視だけでは補えないWeb改ざんの危険性

サーバー監視やネットワーク監視は、システムやWebサイトを運営する上で非常に重要です。ただ、これらの監視だけではWeb改ざんを発見したり対処したりできません。最後にWeb改ざんの危険性についても理解しましょう。

Web改ざんの危険性

そもそもWebサイトの改ざんとは、悪意を持つ第三者によって、Webサイトを不正に変更されることを指します。サイバー攻撃の一種であり、Webサイトの運営者が被害者であると理解すれば良いでしょう。改ざんされることによって、運営者はもちろん、サイトの利用者にも被害が及びかねません。

Webサイトが改ざんされてしまうと、利用者がマルウェアに感染するなどの危険性があります。また、利用者が入力した個人情報が流出してしまうこともあり得るでしょう。多くの危険性を含むため、できるだけ早い検知や対処が必要です。

発生しうるWeb改ざんの例

Webサイトが改ざんされる事例は数多くあり、例を挙げると以下の通りです。

  • Webサイトの記載内容を変更される
  • 入力した情報が第三者へと送信される
  • 想定とは異なるページにリダイレクトされる
  • 自動的にマルウェアが実行される

これらは一例であり、数多くの事例が確認されています。どのような改ざんについても、Webサイトの利用者に悪影響を与える危険性を持つものです。そのため、管理者はこのような状況を早急に検知して、対処することが求められます。

Web改ざんの検知方法

目視で自社が運営しているWebサイトのページを毎日全て確認することはほぼ不可能に近いといえるでしょう。そのため、Web改ざんを検知するサービスやツールがいくつか提供されています。Webサイトが事業に大きな影響を与える場合はWeb改ざんを検知するサービスやツールを導入することをおすすめします。

Web改ざん検知とは?おすすめツール6つ紹介

まとめ

Webサイトの監視方法はいくつもあり、今回はサーバー監視やネットワーク監視を紹介しました。複数の監視を組み合わせることで、システムの安定性が増し、セキュリティも高められます。
ただ、このような監視だけではWebサイトが改ざんされる被害の対策はできません。そのため、セキュリティを高めるためにも、Webサイトの変更やその箇所を検知・特定する仕組みが必要です。Webサイト監視ツール「TOWA」はWebサイトを監視して、更新があった際にそれ以前の箇所との差分の検知と通知ができます。テキストやHTML、画像とPDFの差分を検知でき、その状況をスクリーンショットで取得することも可能なため、Webサイトが改ざんされているかどうかの確認が可能です。

Webサイト運用において、サーバー監視、ネットワーク監視に加えて安全性を高めたい場合、トライアルも可能なため一度ご相談ください。

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