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ハイパーオートメーションとは?

ハイパーオートメーションとは?メリットや概要とデメリット、導入事例を解説

PigData > ブログ > ハイパーオートメーションとは?メリットや概要とデメリット、導入事例を解説
ハイパーオートメーションとは?
2025.03.24
  • 業務効率化
  • データ活用

近年注目されている「ハイパーオートメーション」をご存知でしょうか?ハイパーオートメーションとは、最先端テクノロジーを掛け合わせることでビジネスプロセス全体の自動化を行うアプローチのことです。導入すれば、業務効率化やコスト削減、迅速な意思決定などのメリットを得られます。

本記事では、ハイパーオートメーションの概要やメリット・デメリット、導入事例と成功のポイントについて詳しく解説します。ハイパーオートメーションについて知りたい方、業務を効率化したい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. ハイパーオートメーションとは
  2. ハイパーオートメーションのメリット
  3. ハイパーオートメーションの課題とデメリット
  4. ハイパーオートメーションの導入事例
  5. ハイパーオートメーションの導入を成功させるポイント
  6. まとめ

ハイパーオートメーションとは

ハイパーオートメーションとは

ハイパーオートメーションとは、AIやRPAなど多数のテクノロジーを組み合わせてビジネスプロセスを自動化する新たなアプローチや考え方です。ただ単に、業務の一部を自動化するわけではなく、全体的な自動化を行う点が特徴です。ここから、ハイパーオートメーションにおける以下の項目について解説します。

  • 注目されている理由
  • 利用されているテクノロジー
  • 仕組み
  • RPAとの違い

ハイパーオートメーションが注目されている理由

ハイパーオートメーションが注目されている主な理由には、DX需要の高まりや労働人口の減少があります。新型コロナウイルス感染症や働き方に対する考えの多様化により、リモートワークなどの新たなスタイルが誕生しました。また、多くの業界・企業では労働力が不足しています。DXの推進により、多彩な働き方や業務効率化、生産性向上の実現が求められているのです。

ハイパーオートメーションもDXの一種です。推進すれば新たな働き方への対応や労働力不足の改善などが可能となり、企業競争力を高められるでしょう。
なお、DXに関する詳細は以下をご覧ください。

【2025年最新】DXとは?必要性や推進のポイントや現場を解説

外部データ活用事例動画資料へ

ハイパーオートメーションに利用されているテクノロジー

ハイパーオートメーションには、以下の最新テクノロジーが活用されています。

テクノロジー概要
RPAデータの入力や転記など、特定業務を自動化するテクノロジーです。ルーティンワークの効率化・自動化に利用されています。
AIと機械学習                             人間と同様に推論や判断を行うコンピューターと、それを実現する技術です。AIと機械学習を利用して、データ解析やパターン認識を行うことで、高度で複雑なプロセスの自動化を実現します。
iPaaS多数のクラウドサービスやオンプレミスシステムを統合し、データ連携を可能にするプラットフォームです。企業に存在するデータの統合に利用されます。
OCRPDFファイルや画像内の文字をテキストデータにするテクノロジーです。画像などから、必要な情報を抽出して活用・入力などが可能となります。
BPM企業における業務の流れを可視化・分析して、改善・最適化していく手法やその活動です。業務を自動化する以前の、業務プロセス合理化で活用されます。
EAI多彩なアプリケーションを統合して、業務プロセスやデータの連係を行うテクノロジーです。システムの連携で活用されます。
ETLデータを抽出した上で、必要な形式に整えデータベースに格納するテクノロジーです。膨大なデータの効率的な処理に利用されます。
プロセスマイニング業務プロセスの可視化と分析を行うテクノロジーです。システムログやデータを用いて、業務の流れを見える化します。
ローコード・ノーコード開発専門知識がない人でも、アプリケーション開発を行えるようにするテクノロジーです。実務担当者がアプリケーションを開発することで、最適かつ迅速な構築を実現します。

なお、ELTに関する詳細は以下をご覧ください。

ETLツールとは?メリットや比較のポイントとおすすめ18選を解説

ハイパーオートメーションの仕組み

ハイパーオートメーションは、前述の最先端テクノロジーを組み合わせることで、ビジネスプロセス全体の自動化を実現する仕組みが取られています。複数テクノロジーの掛け合わせにより、柔軟かつ効率的な業務環境を構築可能です。また、企業内外におけるデータのスムーズな連携で、従来は人が行わなければならなかった複雑なプロセスの自動化を実現しています。

ハイパーオートメーションとRPAの違い

ハイパーオートメーションとRPAは、どちらも業務の自動化を行うテクノロジーであるため、混同されがちですが自動化する範囲が異なります。ハイパーオートメーションとRPAの違いは、以下の通りです。

ハイパーオートメーションRPA
目的ビジネスプロセスの自動化パソコンで行う作業の自動化
自動化の範囲複数の部門・部署にまたがる業務プロセス全体定型化しているルーティンワーク
利用されるテクノロジーRPAやAI、iPaaSなどRPAのみ

ハイパーオートメーションでは、RPAよりも広範囲かつ高度な業務の自動化が可能です。
なお、RPAに関する詳細は以下をご覧ください。

RPAとは?メリットやできることを分かりやすく解説

ハイパーオートメーションのメリット

ハイパーオートメーションのメリット

続いて、ハイパーオートメーションのメリットを解説します。

プロセスの最適化と業務効率化

ハイパーオートメーションを導入すれば、プロセスの最適化と業務効率化につながります。ハイパーオートメーションの導入過程において、業務プロセスの可視化や改善が行われるため、無駄を削減した最適なプロセスを構築可能です。また、従来人が行っていた業務を行う必要がなくなり負担を軽減できます。

ヒューマンエラーの防止

ハイパーオートメーションでは、業務が自動化されるためヒューマンエラーの防止にも役立ちます。システムの設計ミスなどがなければ毎回正確な処理が行われ、品質の安定・向上につながるでしょう。また、人間と異なりその日の体調などに業務品質が左右されたり、集中力が低下してミスが発生したりすることもありません。

コスト削減

ハイパーオートメーションは、コスト削減にも有効です。従来、人間が行っていた業務を代替してくれるため、その分の人件費や外注費を削減できます。また、ヒューマンエラーに起因するコストの抑制にもつながるでしょう。

生産性の向上

ハイパーオートメーションの活用は、生産性の向上にも寄与します。定型業務やルーティンワークを行う必要がなくなり、従業員は売上の向上やコスト削減につながるコア業務に集中できるでしょう。

データ精度の向上と迅速な意思決定

データ精度の向上と迅速な意思決定にも、ハイパーオートメーションは有効です。データ収集や分析などをAIなどで自動化することで、ミスを大幅に減らし正確性が向上するでしょう。また、収集したデータの活用が迅速に行われることで、リアルタイムで企業の状況などを確認できるようになります。
さらに、分析データを確認すれば市場や顧客ニーズの変化を捉えられるでしょう。新たな戦略の検討や迅速な意思決定に役立ち、企業優位性が高まります。

データ活用にもハイパーオートメーションが役立ちますが、データの利用には戦略を立案し、データの収集・貯蓄・整形・分析などさまざまな過程ごとの業務が必要です。PigDataであれば、それら一連の業務をまるっと自動化できます。

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ハイパーオートメーションの課題とデメリット

ハイパーオートメーションの課題とデメリット

次に、ハイパーオートメーションの課題とデメリットを解説します。

導入に必要な手間とコスト

ハイパーオートメーションの導入には、多くの手間とコストがかかります。導入時には、まず既存の業務プロセスを見直す必要があります。自動化対象業務のプロセスが非効率な場合、ハイパーオートメーションを導入しても期待する成果を得られません。
また、RPAやAI、iPaaSなど複数の最先端テクノロジーを掛け合わせるため、その分費用がかかります。利用しているシステムやインフラとの統合も必要で、導入前にはコストパフォーマンスの検証が欠かせません。

専門人材が必要

ハイパーオートメーションの導入や効果的な活用には、専門的な知識やスキルを兼ね備えた人材が必要です。具体的には、機械学習やデータ分析、プロセス管理などに関するノウハウを有した人材が求められます。
近年、DX人材の需要が高まっている一方供給が追いついておらず、専門人材の確保は簡単ではありません。人件費も高額になる傾向があります。自社での確保が難しい場合には、外部パートナーの力を上手に利用すると良いでしょう。

セキュリティリスク

ハイパーオートメーションでは、複数のシステムやデータの連携を行います。万が一、ハイパーオートメーションのデータを見られてしまえば、個人情報や機密データが流出する恐れがあります。個人情報などが流出すれば、ブランドイメージや信頼の低下につながり、企業運営の継続が難しくなる可能性があるでしょう。セキュリティ対策ツールを活用するとともに、情報漏洩の原因となる行動を抑制する目的で従業員のリテラシーを高める教育・研修の実施などが重要です。

ハイパーオートメーションの導入事例

ハイパーオートメーションの導入事例

続いて、ハイパーオートメーションの導入事例を紹介します。

住友ゴム工業株式会社

住友ゴム工業は、ハイパーオートメーションの活用により年間で約35,000時間の削減に成功しました。従来、手動で行っていたデータ入力や帳票作成などの業務を自動化することにより、20時間かかっていた作業が、わずか30分で完了できるようになりました。また、リモートワークがしやすい環境の整備にもつながり、従業員の働き方改革を実現しています。

JTB株式会社

JTBでは、100台のロボット活用により年間で約40,000時間の削減に成功しています。予約管理や顧客情報の入力、報告書の作成など手動で行っていた業務の自動化で、業務時間の短縮や従業員の負担軽減だけでなく、ミス発生も大幅に軽減されました。また、従業員はルーティンワークを行っていた時間を、本来行うべきコア業務のために使えるようになりました。

第一生命保険株式会社

第一生命保険では、39部署・460業務の自動化により年間で約132,000時間の削減に成功しました。具体的には、書類確認やデータ入力、顧客対応に関する一連のプロセスを自動化しています。第一生命保険では、ハイパーオートメーションの活用範囲を拡大する計画を立てており、さらなる業務改善が期待されています。

株式会社日立ソリューションズ

日立ソリューションズでは、ハイパーオートメーションの活用により業績管理の集計業務で95%の工数削減に成功しています。データの収集や分析がスピーディーに行えるようになり、業務効率が飛躍的に高まりました。また、ミスや不正の防止にも役立っています。

アステラス製薬株式会社

アステラス製薬では、ハイパーオートメーションの活用で8つの業務プロセスを自動化して、外注していた作業を内製化しました。その結果コスト削減に成功しています。また、ヒューマンエラーの防止やクリエイティブ業務時間の確保にも役立っています。

ハイパーオートメーションの導入を成功させるポイント

ハイパーオートメーションの導入を成功させるポイント

最後に、ハイパーオートメーションの導入を成功させるポイントについて解説します。

経営層が理解を深める

多くの手間とコストがかかるハイパーオートメーションの導入には、経営層の理解と推進力が不可欠です。導入に成功している企業の多くも、トップがメリットを理解して強力に推進しています。
また、ハイパーオートメーションはRPAと異なり、ビジネスプロセス全体の自動化が対象です。経営層が理解を深めることで、部門や部署の垣根を越え企業全体での導入推進を行えるでしょう。

小さく導入し徐々に拡大する

小さく導入して徐々に対象範囲を拡大することも、ハイパーオートメーションの導入を成功させるポイントです。最初は、スモールスタートとして特定の部署や業務に限定して自動化を進め、徐々に広げていくと良いでしょう。小さく導入すれば、リスクを減らし無理のない導入を実現できます。

慎重にベンダーを選定する

慎重なベンダーの選定も重要です。最先端テクノロジーを掛け合わせるハイパーオートメーションの導入には、専門人材の支援が必要不可欠です。ノウハウを持たないベンダーに依頼した場合、コストが無駄になる恐れがあります。ベンダー選定の際には、実績やスキル、サポート内容などを確認して吟味すると良いでしょう。

まとめ

まとめ

ハイパーオートメーションとは、AIやRPAなど多数のテクノロジーを組み合わせてビジネスプロセスを自動化する新たなアプローチや考え方です。DX需要の高まりや労働人口の減少などの背景から、近年多くの注目を集めています。導入すれば、業務効率化やコスト削減、生産性の向上など多くのメリットを得られるでしょう。

また、昨今注目されているデータ活用にもハイパーオートメーションは有効です。ただ、データ活用には戦略を立案し、データの収集・貯蓄・整形・分析などさまざまな過程ごとの業務が必要です。PigDataであれば、それら一連の業務をまるっと自動化できます。

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