導入事例

営業マン必見!ポータルサイトから正確な営業リストを素早く作成


営業に携わる人であれば「営業リスト」を作成することがあると思います。営業リストは新規顧客の開拓を効率よくするために必要なデータです。営業リストを作成するとき、どこから、どのようにデータを集め、リスト化できるのでしょうか。
PigDataスクレイピング代行では、Webサイトにあるデータから営業リストを作成してほしい、というご要望を様々な企業様からいただきます。今回は営業リストの取得方法から、スクレイピングで作成する営業リストの事例をご紹介します。


営業リストを作成するためのデータ取得方法はいくつかあります。

  1. 自社データ(名刺、HPアクセスのIPなど)
    過去の営業活動や展示会などで交換した名刺、セミナーなどの来場者をリスト化できます。また、HPアクセスを解析しアクセスしたIPから企業をリストアップすることも可能です。
  2. 購入(専門業者など)
    営業リスト販売業者から有料で取得することが可能です。業者によって1件あたり1円~提供していたり、月額数千円で提供しているなど、様々です。
  3. ポータルサイト(リクナビ、Suumo、ぐるなびなど)
    求人サイトや旅行サイトやグルメサイトなどのポータルサイトは業種別、地域別など多様な条件で絞り込むことができるので、明確にターゲットとしている層の営業リストを手に入れることができます。
  4. 企業HP(グループHP、流通業界団体など)
    インターネットで業種名などを検索すると、それに該当する企業のHPから営業リストを作成できます。業界団体HPの所属する企業一覧から一度にデータを得ることができます。


求めるデータによって取得方法は異なりますが、ポータルサイトは無料で閲覧できるWebサイトでありながら豊富なデータ量があります。実際、営業リスト販売業者もポータルサイトを活用しています。
しかし、大量のデータからひとつひとつ企業の名前、電話番号などをコピペするのは手間なうえ、人の手で行うとミスが発生する可能性があります。そういったデータをWebサイトから取得するとき、スクレイピングが求められます。


ポータルサイトのひとつとして、リクナビを例にしてスクレイピングで営業リストを作成します。


rikunabi1
rikunabi2

(参照:リクナビ2020


ポータルサイトはたいてい、一定条件で検索すると該当する企業が一覧され、その企業の詳細はクリックした先にあります。
スクレイピングでは一覧ページから各企業ページ内の必要な情報を取得することができ、さらに「次のページ」に対してもすべて取得できます。今回はメーカーの食品系企業に対して事業内容、設立日、資本金、従業員数、売上高、連絡先を取得しました。


rikunabidata


企業によっては記載していない情報もあるため、空欄になることもありますが、おおよそのデータを取得することができました。


営業リストの作成方法は時間をかけたり、お金をかけたりと様々です。その中でも「最新」かつ「正確」なデータを得ようとする場合、リクナビのように企業によって内容が毎年更新されたり、随時更新されるポータルサイトは最適です。そのサイトから人的ミスをなくしたスクレイピングによって最新で質の高い営業リストを作成することができます。


スクレイピングはWebからのデータを短時間で正確に、多量に収集する際に最適な手段です。一方、スクレイピングを行う際にはプログラミングだけではなく法律関係の知識も必要です。


もし、スクレイピングに関する知識がないまま、プログラミングコードをどこかのサイトからコピペして安易に実行した場合、法律違反で罰せられる可能性もあります。
スクレイピングで営業リストを作成する際には専門家の意見を聞き、本当に取得可能なWebサイトかを確認することも大切です。

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