【コンサルティング】スクレピングで分析用データを大量収集

昨今ではフリマサイト等で商品を横流しされ、ブランドが提示している価格より低い金額で商品のやり取りがなされている場合があります。このようなことでブランドの価値が下がらないよう、取引先への注意を払う必要があります。
今回ご紹介する事例の企業様はコンサルティングをメイン事業としており、サロン商品を製造しているクライアントのブランド毀損を防ぐ必要がありました。そのためデータを分析して不正を行っている取引先がないかを確認しようとしましたが、自社で保持しているデータだけでは正確な分析が行えませんでした。また、もし不正を行っている取引先があるのであればすぐにでもクライアントに提案したいという思いからスピーディーにデータを収集する必要がありました。そこで、PigDataに依頼しクライアントの取引先データをWeb上にあるオープンデータから収集しました。
対象店舗をスクレイピング
今回はお客様のクライアントブランド商品を取り扱っているサロンデータを収集するため、サロン情報が集まるサイトから店舗データを7項目取得しました。店舗のスタッフ数やサービス価格などから店舗規模が推測できます。

データを併せて分析
取得したデータで推測できる規模とお客様が保持している商品の卸データに不審な点がないかを照らし合わせます。店舗規模に見合わない数の商品が卸されている場合、横流しをしている可能性もあるということです。

自社データで足りない情報はスクレイピング
今回は自社データだけではわからないことを分析するためにオープンデータを活用しました。その結果、クライアントに新たな提案をすることができたため、より高い信頼を得て次のプロジェクトに繋がったと伺っています。この企業様はご依頼当初からデータ分析に欠かせない綿密な予測を立てたうえでのデータ収集・活用だったため、スムーズに結果を出せたと考えられます。また、PigDataを活用しお客様が必要としていたサロンデータをスクレイピングで収集することにより、分析に必要なデータを素早く効率的に収集することができました。
オープンデータはそれだけでは意味をなさなくとも、複数のデータを組み合わせることで非常に価値のあるデータとなる可能性があります。今回のように、一般の人が利用するポータルサイトのデータだとしても、発送次第ではブランド毀損を防ぐ役割を持たすことができるのです。
すぐにデータを必要とする場合でもPigDataのスクレイピング代行であれば、短納期でも対応が可能です。また、自社データをうまく活用したい、オープンデータとどのように併用できるかを検討したい場合もお気軽にお問い合わせください。