【金融】融資金額を決定するための不動産調査

今回は融資を行っている金融機関の事例をご紹介します。
マンション等の一棟収益不動産を購入したいという顧客に対し、いくら融資できるかは顧客の資産状況にもよりますが、収益を含めた不動産評価を適切に行う必要があります。しかしその判断のためのデータ収集や分析に時間がとられてしまうことを問題視しておりました。そこで、不動産評価のひとつである「エリア周辺状況」をMekikiを活用して簡単に分析することにしました。
Mekikiに対象物件の情報を入力
Mekikiに対象となる一棟収益不動産の情報を入力します。

周辺エリア価格の現状を確認

※検索結果はサンプルです
入力した一棟収益物件の周囲の物件の坪単価が可視化されます。これにより、現在の物件周辺エリアの価値が把握できます。
過去のデータと照らし合わせる
土地情報総合システムなどで検索すると、これまでの取引情報を知ることができます。

(参照:土地情報総合システム)
このデータも弊社「PigDataスクレピング代行」で一括取得致しました。過去のデータと現在のデータを照らし合わせることで、このエリアの不動産価値が上がっているのか下がっているのかがわかります。
短時間でデータ分析をするコツ
短時間でデータ分析や、資料作成をするには素早いデータ収集が必要となってきます。不動産情報はWebサイトで収集できることが多いのですが、その膨大な量を収集し、平均価格などを出すには時間がかかってしまいます。今回ご紹介した金融機関はMekikiとPigDataスクレイピング代行を活用することで、活用前に比べて半分以下の時間で不動産価値の算出をすることができるようになり、より顧客対応に注力できるようになったと伺っております。さらにこのエリアごとの不動産価値の増減を定期的に分析することで、新たな不動産資産運用サービスを開始することを決めたそうです。
Mekikiは素早く不動産データの収集とその平均価格を提示できます。それに加えてPigDataスクレイピング代行で別の不動産データを収集すれば、より価値のあるデータ分析をすることができるでしょう。