導入事例

【不動産】データドリブンな経営で新規事業が急成長!

昨今、消費者のニーズの多様化により、不動産業界はますますデータドリブンな戦略をすることが求められており、データを上手く活用したビジネスがより一層求められています。

今回は、不動産関連で新規事業を検討している方、コワーキングスペースやレンタルスペース等を開業したい方にオススメな事例を紹介いたします。

不動産会社を経営するA社では、新しい事業に挑戦してより売上拡大を図ることを目的に事業計画を立ててきました。

以前、担当者の経験と知見に頼り、新規事業として周辺にオフィスが多い場所にコワーキングスペースを開業しましたが、コワーキングスペースに関する十分な市場分析をしなかったため、売上を伸ばすことができず閉店したということがありました。

その後市場調査をした結果、「コワーキングスペース」自体はまだ需要があると見込めたので、もう一度挑戦することを決めました。

本当に需要のある立地を見つけるうえで、データを収集し、分析・調査する基盤が自社になかったことが課題でした。

まずA社は、コワーキングスペースの場所や広さ、予約状況などを収集することにしました。

しかし、データを集めるには複数のサイトからデータを収集しなければならず、人手では対応しきれないとのことでスクレイピング代行サービスにご相談いただきました。

スクレイピングは、指定したWebサイトからコワーキングスペースなどの物件情報も収集できます。まずはA社がコワーキングスペース開業の場所として検討している東京都のコワーキングスペースの下記の情報を収集しました。

A社では、既存の分析ツールをご利用されており、今回収集したデータを既存のものに統合したいというご要望を受けて、CSV形式で納品いたしました。

独自で集めたリモートワークを推奨している会社のリスト・坪単価データと今回スクレピングしたデータを掛け合わせて、どこにどのようなコワーキングスペースを作ればいいかを分析することが出来ました。

この分析データを参考に都内に第一店舗目を構えて試験運用してみた結果、かなり売上もよく、安定した利益を出すことができたと伺っています。

CSV形式で納品したため、項目ごとにデータを取り入れやすかったとのお声もいただきました。
また、コワーキングスペースを予約出来るWebサイト上の写真も収集出来るのは、文字情報だけでなく視覚的な判断材料が増えるので嬉しいとのお声もいただきました。

特定のサイトからこの部分を収集したいといったように、目的が明確な場合、スクレイピングを活用することでスムーズに欲しい情報だけが手に入り、その後の分析や新規事業計画においてデータドリブンな意思決定に役立てることが出来ます。

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