メンバーインタビュー

「提供する営業」から
「提案する営業」へ

代表取締役社長

大藏 陽一/ Okura Yoichi

株式会社インディゴデータの社員による社員への内部インタビューをご紹介します。

ここでは、PigDataに関わる人たちが、どのような人生を歩み、どのような想いでPigDataに取り組んでいるのかを赤裸々にご紹介します!

社員インタビュー第1弾は株式会社インディゴデータ(以下IDD)の代表取締役の大藏陽一さんにお話しを聞いてみました。

チーム全員が同じように理解するために

仕事をする上で大事にしている考え方を教えてもらえますか?

情報は人によって捉え方が違うため、チームに情報を与えると「チームの人数+1(真実)」個の情報がその場に生まれるんですね。
なので、認識を揃え、近づけ、差がどのくらいあるのか理解することが大事だと考えています。

確かに、認識合わせは大事ですよね!
ちなみに、そのように考えるきっかけがあったんですか?

幼少期、金曜日に幼稚園の先生が「明日も元気にまた来てね」と言ったんですよ。普通ならば幼稚園は休みなので、「言い間違え」と捉える人が多いですが、私は情報をそのまま受け取り「明日も幼稚園がある」と捉えたんですね。
この出来事から分かる通り、「明日も元気にまた来てね」という1つの情報に対して、「明日は幼稚園がない」と捉える人もいれば、「明日も幼稚園がある」と捉える人もいるんです。
その時に、同じ情報だとしても真逆の捉え方をする人は必ず存在するので、認識合わせは大切だと思いましたね。

幼少期から「同じ情報でも人それぞれの認識の捉え方がある。だからその差を理解することが大事」と考えていたのですね。私は幼少期にそのように考えたことがなかったので、既に大藏さんの人生に興味津々です!

「提供する営業」から「提案する営業」へ

やはり、お客様と接する際にも「認識合わせ」は一番大事にしているんですかね?

お客様と接する際にも「認識合わせ」は大事にしていますが、「提案する」という事を必ず行うようにしています。
お客様が欲しいと言ったサービスをただ差し出すのは営業のあるべきカタチではないと考えています。
お客様の状況を把握し、担当者やその上司の立場に立って、一番良い選択肢を考えて提案する。
これを必ず行うべきです。

もし、お客様が最初に欲しいと言っていたサービスとは異なっていても、自信を持って「こういう理由で御社に必要だ」と言える営業を私のみならず、他の社員にも意識して欲しいと思っていますね。

なるほど。お客様のことを考えた営業が大事なんですね!

「抽象的な言葉」と「具体的な言葉」の切り替えを早く

大蔵さんは社内会議の際によく質問されていますが、会議で出た施策について重視しているポイントってあるんですか?

「やり方」よりも「考え方」を重視していますね。
「広い視野で考えた施策」と「狭い視野で考えた施策」では「施策」の価値観が全然違うじゃないですか。
なので、どの視野で考えた施策なのか?は常に聞くようにしています。
多面的に考えられている提案ならば、たとえ前例や定石から外れていたとしても採用するようにしていますね。

「視野」が大事なんですね!大藏さんに相談すると毎回気付きを頂けるのでIDD社員もどんどん視野を広げて成長できます。
他にも重要視しているポイントはありますか?

言葉を正確に使っているかも重視していますね。

言葉を正確に

例えば、机の上に置かれているペットボトル。
ラベルの色は黒で、この成分が入っていて...。
という風に考える人は少なくて、ただ「飲みかけのペットボトル」が置いてあるとしか見ないんですね。

たしかに、細かくは認識しないですね。

そういう風に物事を抽象的な情報として頭で処理すると考えるのは早いけど、そのような処理が続くと、これが本当はどんなペットボトルかを忘れてしまうんですよね。

そのような時、あるかもしれないです。

ペットボトルのキャップが少し開いているのが問題の根本原因なのに、「飲みかけのペットボトル」で議論していると、本当の原因にたどり着けない。
だから、「飲みかけのペットボトル」という抽象的な言葉で一時的に早く情報処理していても、「本当はどんなペットボトルだっけ?」と、その単語は本当に合っているか考える機会を常に自分で持つことが大事だと思います
つまり、すぐに具体的な言葉を言い出せるように、脳の切り替えを早くしておく必要があると思っていますね
人に言葉を伝える際は特にね。

なるほど。脳の切り替えが重要なんですね!
冒頭でお話していた「同じ情報だとしても真逆の捉え方をする人は必ず存在する」にも繋がりますね。

「数学の魅力」を伝えるために・・・

そういえば、大蔵さんは様々な経歴があると小耳に挟んだのですが、インディゴデータの取締役に就任する前の経歴を教えていただけますか?

数学の魅力を伝えるために、主に家庭教師とバンドをやっていましたね。

家庭教師と、バンド…?バンドが気になりますが、まずは大藏さんにとって数学の魅力とはどのようなものでしょうか。

誰の意見とか関係無く、正しいことが正しいって言えるところが魅力的ですね。
10人に1つの情報を与えると11個の情報ができる複雑な社会とは違い、数学は10人に1つの情報を与えても必ず情報は1個になるんですよ。
そんな数学の素晴らしさを人に伝えることが自分のミッションだと思い、家庭教師やバンドを行っていましたね。

確かに、数学は「1+1=2」のように老若男女問わず必ず同じ答えになりますね。
それでは気になるバンドについてですが…バンドには数学的要素が

そうですね。「ロックと数学の融合」というテーマで活動していましたね。
バンド名や歌詞に数学要素を詰め込んだり…。
その後、数学の魅力を伝える方法がバンドから大人向けの塾講師に変わっていきましたね。

「ロックと数学の融合」!かっこいいですね。
塾というと学生のイメージですが、大人向けの数学塾とは何ですか?

ビジネスパーソン向けに高度な数学を教えていましたね。
例えば、コンサルのために新しく資格を取得したい方、医療統計の為に数学を習いたい医者、教師などに教えていました。

それほど幅広い層がいらっしゃてたのですね!

そうそう!SMSデータテックの社長である松原さんとは、数学塾で出会ったんですよ。
データサイエンス事業を立ち上げるにあたってデータについて学びにいらして…。
それから、事業立ち上げを支援するようになり、現在に至りましたね。

遂に!IDDの親会社であるSMSデータテックとの繋がりに結びつくのですね。その数学塾から社長との出会い、そして現在のIDD設立へ。
興味深いお話をありがとうございます!

夢は三大ポーカーツアーの1つのクラブで優勝すること

趣味も数学に関連している事なんですか?

趣味も数学的な要素があるポーカーですね。
よく、社員の皆さんとも対戦したりしますね。

よく会社のフリースペースでされている様子を見かけます!
ポーカーの数学的要素は確率のイメージがありますが、その他に魅力に感じている部分はありますか?

そうですね。確率を計算したりする数学的要素も魅力的ですが、他にも、来る手が分からないギャンブル的要素や人を読む要素も魅力的に感じています。
相手が10年前に始めた人なのか、ついさっき始めた人なのかで、見ているトランプと選択したアクションは同じだけど、意味合いが全く違うということが起こりえるんですよ。
その意味合いを色々な方法で読み取って、理解して、適切に対処するところが面白いですよ。

ポーカー。奥が深く、面白そうですね!上達したらぜひ対戦お願いします!
ちなみに、ポーカーで何か目標はありますか?

三大ポーカーツアーの1つのクラブを取るのが夢ですね。

そうなんですね!大蔵さんの洞察力の鋭さなら本当に夢を叶えてしまいそうですね!

大藏さんの経歴からIDDでの仕事の仕方、趣味なども含めて非常に興味深いお話しをいただきました!
ありがとうございました。

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