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APIとはなに?導入するメリットや事例まで幅広く解説

PigData > ブログ > APIとはなに?導入するメリットや事例まで幅広く解説
2022.10.12
  • スクレイピング
  • データ収集

データを効率よく収集する手法としてAPI(Application Programming Interface)があります。幅広く利用されている手法ではありますが、具体的な意味や種類が理解されていないこともあるため、基本知識をご説明いたします。

目次

  1. APIとは
  2. APIの種類
  3. APIを利用する3つのメリット
  4. APIの活用事例3選
  5. まとめ

API(Application Programming Interface)とは

最初にAPIとは何か、概要や仕組み、必要性についてご説明します。

APIの概要

APIは「Application Programming Interface」の頭文字を取ったもので、直訳するとアプリケーションをプログラミングするためのインターフェースです。つまり、何かしらのアプリケーションと新たに開発したプログラムを接続するための機能を指します。

APIは情報の提供側がソフトウェアやアプリケーションの情報を意図的に公開する仕組みです。例えば、特定のURLにアクセスすると情報が取得できたり、特定のファイルをアップロードすると情報を解析してもらえたりします。利用方法についても公開されているため、指示に従ってプログラムなどに組み込みます。

なお、提供側がAPIを実装していないと、APIの利用者側はどうすることもできません。あくまでも提供側がAPIの仕組みを実装して提供してくれていることが前提となります。

また、APIと似たものにスクレイピングと呼ばれるものがあります。こちらも情報を収集するという観点ではAPIと同じですが、スクレイピングは公式に提供された仕組みではありません。

APIの必要性

APIを利用することでスムーズかつ正確に情報を取得できるようになります。提供側は「誤った情報を拡散される」ということがなくなり、利用側は「データの収集で提供側に迷惑をかける」ということがなくなります。提供側が保有する情報を正確に活用するためにAPIが必要です。

ただ、APIを公開するためには提供側がそれに対応しなければなりません。例えば、ソフトウェアやアプリケーションの改修が必要です。そのため、必要性は認識しているものの、コスト面などでAPIが公開されていないケースは多々見受けられます。

APIの種類

APIには大きく分けて4種類存在するためそれぞれご説明します。

Open API

APIの中でも多くの開発者やユーザーが利用できるように公開されているものです。最小限のセキュリティ対策に留められていて、登録なしで利用できるものも存在します。また、簡単な登録作業を済ませてから利用するものも存在します。

OpenAPIを利用すれば、情報提供する側は幅広い人や企業に情報を利用してもらうことが可能です。また、開発側はAPIを利用するだけで情報の取得が可能となり、スムーズな実装ができます。

パートナーAPI

データの提供元とそのユーザーの間で使用されるAPIです。上記のOpen APIは幅広く情報が提供されていましたが、パートナーAPIはある程度、絞られてしまいます。基本的には事前に登録しているユーザーしかAPIを利用できません。

利用できるユーザーが限られているため、パートナーAPIには認証機能が設けられています。その認証機能をクリアできるシステムだけが情報を収集して利用できます。

プライベートAPI

組織内などプライベートな空間で利用されるAPIです。外部に公開されているものではない点で、上記でご説明したAPIとは性質が大きく異なります。

プライベートAPIの種類は多岐にわたり、例えば部門間のデータ連携などが考えられます。従業員情報のように組織内で多用するデータをAPIで提供するのです。

組織内でのみ利用するため、利用にあたってはその組織に属していることの証明が求められます。例えば、従業員情報などを活用してAPIの利用を許可します。

コンポジットAPI

ひとつのAPIに接続すれば、複数のアプリケーションから情報が取得できる仕組みです。基本的にAPIはひとつのアプリケーションに対応しているため、コンポジットAPIは例外的な仕組みだといえます。

同時に多くの情報を収集できるため、開発側は負担を軽減できます。本来は複数のAPIを利用する必要があっても、コンポジットAPIに集約できるのです。

ただ、コンポジットAPIはAPIを提供する側に負担がかかります。複雑な実装が必要となるため、コンポジットAPIが提供されていないケースも多々あります。

APIを利用する3つのメリット

APIの概要についてご説明したため、続いてはAPIのメリットをご説明します。

システム開発が効率化できる

APIとして必要な機能が公式から提供されていれば、プログラムを実装する手間が省けます。本来は機能を実装するために時間をかけてプログラミングしなければなりませんが、これがなくなり開発工数の大幅な短縮が可能です。

また、時間的なメリットだけではなく、コスト的なメリットもあります。基本的にAPIは無料で公開されているため、利用にあたってコストが発生しません。自分たちで実装するとなると、時間だけではなくエンジニアの人件費が必要ですが、APIを利用すると必要なくなります。

なお、APIを利用するためにはAPIの基本的な仕様を理解する必要があります。ここには時間を要しますが、それを踏まえても自分たちで実装するより遥かに効率的です。

公式のツールで情報が手に入る

公式に提供されている仕組みで情報を取得することが可能です。APIがなければスクレイピングなど非公式な仕組みで情報収集をしなければなりません。時には法律面で問題視される可能性があるため、公式に提供されている仕組みを利用できるのはメリットです。

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また、公式が提供している仕組みであるため、ログインが必要な情報も取得できるメリットがあります。APIがなければ、自動的にログインする仕組みなどを実装して情報収集しなければなりません。しかし、APIならば最初からこのような仕組みも実装されているのが一般的です。

他に、公式に提供されている仕組みを利用すれば、情報収集にあたってトラブルが発生しません。「公式」と「非公式」ではリスクにも違いがあります。

最新情報をスムーズに収集できる

一般的にAPIで接続すれば最新情報がすぐに手に入ります。最新の情報をいち早くシステムに反映したい場合にAPIが役立ちます。また、データが整理されて提供されているため、処理をスムーズに進められることもメリットです。

最新情報はAPIを利用せずに、Webサイトを分析して収集する方法もあります。ただ、これは「Webサイトにアクセスしサイトを保存、その内容を分析して整理する」とやるべきことが多い手法です。そのため、APIで収集するよりはスムーズさに欠けてしまいます。

APIは「欲しい情報だけ」を提供してくれる仕組みです。これにより実装すべき処理が減るため、最新情報の収集などスムーズな処理が求められる実装に役立ちます。

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APIの活用事例3選

APIを活用した事例にはどのようなものがあるのかをご紹介します。

通販サイトのAPIで製品在庫を管理

通販サイトの情報管理をサービスを提供するDMT株式会社の「Ignite」では、Amazon・楽天市場・Shopifyの情報を一元管理できます。管理対象の情報を取得するためにAPIが利用されていて、売り上げデータなどを取得しています。

APIでリアルタイムかつ正確な情報を取得することで、正確な売り上げ情報の把握とそれに基づく計画の立案が可能です。各種情報をビジュアライズできる機能も搭載されているため、APIで取得した情報を直感的に把握できます。

ポータルサイトのAPIからオリジナルアプリを作成

大手のポータルサイトでは、APIで様々な情報が提供されているため、これを利用すれば情報を活かしたオリジナルアプリを作成できます。例えば、ECサイトのAPIを利用すると、閲覧数の多い商品一覧などが取得できるため、この情報を元にランキングを作成できます。また、ニュースサイトのAPIを利用すると、アクセスの多い記事を一覧でまとめるアプリを開発できます。

APIを利用すると正確な数値を元にランキング作成が可能です。リアルタイムな情報を取得できるため、最新の情報を元に自動的にランキングを更新して表示させられます。ポータルサイトのそれぞれのページのアクセス数など、スクレイピングなどでは取得できない情報をAPIで取得して実装可能です。

Google Mapの情報取得で物件探しをサポート

賃貸オフィスや貸倉庫などの検索サービスを提供する「PROPERTY SEARCH」ではGoogle MapのAPIが利用されています。APIで地図情報を取得して、そこに検索された物件の情報を重ねる仕組みとなっているのです。

また、Google Mapの情報を利用することで、物件の周辺情報なども簡単に表示できるようになっています。物件単体の情報を提供するよりも、物件の周辺状況とともに提供することで成約率が高くなります。

まとめ

情報収集に利用するAPIについてご説明しました。APIはソフトウェアやアプリケーションの提供側が用意している公式の仕組みで、利用することで簡単に正確な情報収集ができます。似た言葉に「スクレイピング」がありますが、公式が提供しているという点でこれは少々異なります。

APIには種類があり、どのような目的で提供しているかが異なります。幅広く提供されているものから、特定の用途にだけ公開されているものがあり、特性を理解することは重要です。

なお、APIは便利な仕組みではあるものの、ソフトウェアやアプリケーションのすべてが提供している仕組みではありません。公式がAPIを提供していないならば、利用したい側にできることはない点に注意しましょう。

APIは、正確かつ最新の情報を取得することが可能なため、利用者の満足度や信頼性を高めることにつながります。APIとして情報が公開されているならば、可能な限り積極的に利用することをおすすめします。

ただし、APIで取得できるデータは提供側で決められているため、Webサイト上に掲載しておりAPIで取得できない情報がある場合は「スクレイピング」などの技術を用いてデータ取得を検討するとよいでしょう。

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